中部地方の潮見表・タイドグラフ
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MAP中部地方の潮汐
TIDE PROFILE中部地方は日本海側(新潟・富山・石川・福井)と太平洋側(静岡・愛知・三重)にまたがり、同じ地方の中で潮の大きさが7倍以上違います。日本海側の18地点は干満差が平均23〜24cmでほぼそろい、太平洋側では外洋で110〜125cm、伊勢湾・三河湾では150〜170cmになります。
日本海側は満潮が1日1回だけの日が年間の3〜4割あり、日中に最も潮が引くのは3月ごろです。太平洋側は1日2回の潮がはっきりしていて、日中に最も引くのは5月です。
海ごとの違い
新潟・佐渡(粟島・佐渡・両津・新潟東港・新潟西港・小木・柏崎・直江津) 23〜24cm。佐渡・粟島の島側と本土側で差がありません。
富山湾・能登(生地・富山・新湊・伏木富山・能登・輪島・七尾) 23〜24cm。大潮の干潮は9時半〜10時ごろと21時半〜22時ごろです。
加賀・越前・若狭(金沢・三国・敦賀) 23〜24cm。満潮1日1回の日が4割前後あります。
伊豆半島(伊東・下田・南伊豆・石廊崎) 110〜120cm強。半島の南端ほど大きくなります。
駿河湾(内浦・田子・清水港・焼津) 115〜120cm。湾の奥と入口で差は小さめです。
遠州灘(御前崎・舞阪・赤羽根) 御前崎・赤羽根は120cm台。浜名湖口の舞阪だけが90cm強と小さくなります。
伊勢湾・三河湾(名古屋・鬼崎・衣浦・形原・三河・四日市港・鳥羽) 150〜170cm強。大潮のころは2.2〜2.5mになり、中部地方で最も大きい海です。湾の奥の名古屋・四日市港がいちばん大きくなります。
| 海域 | 平均の干満差 cm | 満潮1日1回の日 | 大潮のころの干潮 |
|---|---|---|---|
| 新潟・佐渡 8地点 |
23〜24 | 30〜45% | 9時半〜10時 21時半〜22時 |
| 富山湾・能登 7地点 |
23〜24 | 33〜44% | 9時半〜10時 21時半〜22時 |
| 加賀・越前・若狭 3地点 |
23〜24 | 37〜45% | 9時半 21時半 |
| 伊豆半島 4地点 |
112〜122 | 9〜11% | 11時半〜12時 23時半〜0時 |
| 駿河湾 4地点 |
114〜120 | 7〜10% | 0時 12時 |
| 遠州灘 3地点 |
92〜126 | 7〜9% | 0時〜0時半 12時〜12時半 |
| 伊勢湾・三河湾 7地点 |
149〜172 | 7% | 0時半 12時半 |
| 熊野灘 2地点 |
125 | 7〜8% | 0時〜0時半 12時〜12時半 |
気象庁 2026年 潮位表の推算値(365日分)から観測点ごとに集計し、海域内の最小〜最大を示しています。「大潮のころの干潮」は干満差が年間の上位1割の日の干潮時刻で、30分単位のおおよその時刻です。
中部地方で潮見表を見るときのポイント
- 太平洋側の大潮の干潮は、駿河湾で0時ごろ・12時ごろ、伊勢湾・三河湾で0時半ごろ・12時半ごろと、西へ行くほど少し遅くなります。
- 日本海側では、干満差よりも気圧や風による海面の上下のほうが大きい日があります。低気圧が近づく日や季節風の強い日は、推算値どおりに潮が引かないと考えてください(潮位偏差とは)。
県ごとの干満差
BY PREFECTURE| 都道府県 | 地点 | 平均の干満差 | 年間最大 | 満潮1回の日 |
|---|---|---|---|---|
| 愛知県 | 6 | 160 cm | 265 cm | 7% |
| 三重県 | 4 | 142 cm | 261 cm | 7% |
| 静岡県 | 10 | 116 cm | 194 cm | 9% |
| 富山県 | 4 | 24 cm | 44 cm | 37% |
| 石川県 | 4 | 24 cm | 44 cm | 41% |
| 新潟県 | 8 | 23 cm | 43 cm | 40% |
| 福井県 | 2 | 23 cm | 43 cm | 41% |
平均の干満差が大きい順。同じ地方でも、面している海によってこれだけ変わります。