中国地方の潮見表・タイドグラフ
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MAP中国地方の潮汐
TIDE PROFILE中国地方は瀬戸内海と日本海に挟まれ、地方の中に全国最大級の対比を抱えています。瀬戸内側の広島・呉・竹原・糸崎や周防灘の長府・宇部は干満差が平均270cm前後、大潮のころ4m近くになる一方、日本海側の境・田後・西郷は20cm台で、10倍以上の差があります。
瀬戸内側は、大潮の干潮が昼前後には来ない海です。周防灘で3時〜3時半ごろと15時半〜16時ごろ、広島湾で4時ごろと16時半ごろ、備讃瀬戸・水島灘で5時半〜6時ごろと18時〜18時半ごろと、東へ行くほど遅くなります。
海ごとの違い
日本海(田後・境・西郷・浜田・須佐・萩) 20〜55cm前後。東の境・田後で20cm台、西の萩で50cm台と、対馬海峡に近い西ほど大きくなります。
備讃瀬戸・水島灘(宇野・三蟠・水島・乙島) 180〜270cm強。東の宇野・三蟠と西の水島・乙島で大きく違います。
芸予諸島・広島湾(糸崎・竹原・呉・広島) 270〜280cm。4地点ともそろって大きく、大潮のころは3.7〜3.9mです。
周防灘(徳山・三田尻・宇部・長府) 230〜275cm前後。大潮のころは長府で4mを超え、中国地方で最も大きくなります。
関門海峡・響灘(弟子待・田ノ首・大山の鼻・南風泊) 100〜150cm前後。周防灘から海峡を抜けると、急に小さくなります。
| 海域 | 平均の干満差 cm | 満潮1日1回の日 | 大潮のころの干潮 |
|---|---|---|---|
| 日本海 6地点 |
22〜55 | 18〜48% | 5時〜9時 17時半〜21時半 |
| 備讃瀬戸・水島灘 4地点 |
177〜272 | 7% | 5時半〜6時 18時〜18時半 |
| 芸予諸島・広島湾 4地点 |
271〜279 | 7% | 4時〜5時半 16時半〜17時半 |
| 周防灘 4地点 |
229〜276 | 7% | 3時〜3時半 15時半〜16時 |
| 関門海峡・響灘 4地点 |
98〜147 | 7〜9% | 4時 16時〜16時半 |
気象庁 2026年 潮位表の推算値(365日分)から観測点ごとに集計し、海域内の最小〜最大を示しています。「大潮のころの干潮」は干満差が年間の上位1割の日の干潮時刻で、30分単位のおおよその時刻です。
中国地方で潮見表を見るときのポイント
- 瀬戸内側で磯遊びや潮干狩りをするなら、日の長い春から夏に、朝か夕方の干潮を使うのが基本です。冬は2回の干潮がどちらも暗い時間にかかりやすくなります。
- 瀬戸内海は島と島の間の水道や海峡で潮流が速くなります。海面の上下と流れの向き・速さは別の時刻で変わるので、船釣りでは潮流の予報も確認してください(潮汐と潮流の違い)。
県ごとの干満差
BY PREFECTURE| 都道府県 | 地点 | 平均の干満差 | 年間最大 | 満潮1回の日 |
|---|---|---|---|---|
| 広島県 | 4 | 275 cm | 407 cm | 7% |
| 岡山県 | 4 | 226 cm | 374 cm | 7% |
| 山口県 | 10 | 158 cm | 421 cm | 10% |
| 島根県 | 2 | 29 cm | 65 cm | 39% |
| 鳥取県 | 2 | 23 cm | 43 cm | 33% |
平均の干満差が大きい順。同じ地方でも、面している海によってこれだけ変わります。