東北地方の潮見表・タイドグラフ
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MAP東北地方の潮汐
TIDE PROFILE東北地方は、太平洋側と日本海側で潮の大きさがまったく違います。太平洋側(三陸・仙台湾・浜通り)は干満差が平均1m強あるのに対し、日本海側の深浦から鼠ヶ関までは20cm台で、5分の1ほどしかありません。
青森県の陸奥湾と津軽海峡はその中間です。季節の傾向も東西で分かれ、日中に最も潮が引くのは、太平洋側で5月、陸奥湾・津軽海峡で4月、日本海側で2〜3月です。
海ごとの違い
下北・八戸(下北・むつ小川原・八戸港) 干満差は90〜105cm前後。三陸より少し小さく、大潮の干潮は9時半〜10時ごろです。
三陸(久慈・宮古・釜石・大船渡) 105cm前後でそろっています。リアス海岸の4地点で、潮の大きさ・時刻の差はほとんどありません。
仙台湾・浜通り(石巻・塩釜・鮎川・仙台新港・相馬・小名浜) 100〜115cm前後。東北で最も干満差が大きいのは、松島湾に近い塩釜です。
陸奥湾(青森・浅虫・大湊) 50cm前後と太平洋側の半分以下。満潮1日1回の日は1割未満で、規則正しく1日2回の潮が来ます。
津軽海峡(大間・竜飛) 40〜60cm弱。海峡の西口に近い竜飛のほうが小さくなります。
日本海(深浦・男鹿・船川港・秋田・飛島・酒田・鼠ヶ関) 20cm強。満潮1日1回の日が3〜5割あり、日中に最も潮が引くのは2〜3月です。
| 海域 | 平均の干満差 cm | 満潮1日1回の日 | 大潮のころの干潮 |
|---|---|---|---|
| 下北・八戸 3地点 |
92〜103 | 11〜15% | 9時半〜10時 22時 |
| 三陸 4地点 |
104〜106 | 16〜17% | 10時 22時 |
| 仙台湾・浜通り 6地点 |
102〜115 | 13〜16% | 10時〜10時半 22時半 |
| 陸奥湾 3地点 |
47〜51 | 7% | 10時〜10時半 22時半 |
| 津軽海峡 2地点 |
39〜57 | 8〜9% | 10時〜10時半 22時半〜23時 |
| 日本海 7地点 |
22〜23 | 32〜49% | 9時半〜10時半 22時 |
気象庁 2026年 潮位表の推算値(365日分)から観測点ごとに集計し、海域内の最小〜最大を示しています。「大潮のころの干潮」は干満差が年間の上位1割の日の干潮時刻で、30分単位のおおよその時刻です。
東北地方で潮見表を見るときのポイント
- 太平洋側から日本海側へ移ると、潮の感覚を切り替える必要があります。日本海側では大潮の干潮でも潮位が20cmほどしか下がらず、磯の出方は潮回りより波と風で決まります。
- 三陸から浜通りの沿岸は、東日本大震災の津波で大きな被害を受けた地域です。海辺では、潮見表とあわせて津波の避難場所・避難経路の表示も確かめておくと安心です。
県ごとの干満差
BY PREFECTURE| 都道府県 | 地点 | 平均の干満差 | 年間最大 | 満潮1回の日 |
|---|---|---|---|---|
| 宮城県 | 4 | 112 cm | 185 cm | 15% |
| 福島県 | 2 | 107 cm | 183 cm | 15% |
| 岩手県 | 4 | 105 cm | 174 cm | 16% |
| 青森県 | 9 | 62 cm | 169 cm | 14% |
| 秋田県 | 3 | 23 cm | 42 cm | 43% |
| 山形県 | 3 | 23 cm | 41 cm | 47% |
平均の干満差が大きい順。同じ地方でも、面している海によってこれだけ変わります。