しおどき SHIODOKI

潮干狩りの潮見表・タイドグラフ

大潮・中潮の干潮前後をねらう

潮干狩りは、潮が引いて干潟が広く現れる時間帯に行うレジャーです。干満差が大きい大潮・中潮の、干潮の前後2〜3時間がねらい目になります。詳しい選び方は潮干狩りに向いている潮回り・時間帯の選び方で解説しています。

各地点の「用途別モード」で潮干狩りを選ぶと、潮位帯・潮の向き・日中限定の条件を設定し、条件に合う時間帯をグラフと10分毎の潮位で確認できます。干潟の様子がその潮位でどれくらい現れるかは現地によって異なるため、現地の案内とあわせて調整してください。

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潮干狩りのシーズンが春から初夏である理由

潮干狩りが春から初夏の行事なのは、気温だけが理由ではありません。日本の多くの海岸では、春から夏にかけて、1日2回の干潮のうち低いほうが昼間に来るためです。秋から冬は反対に、大きく潮が引く干潮が夜間に来やすくなります。仕組みは季節で変わる干潮の時間帯で解説しています。

気象庁の2026年の潮位表で全国の公式観測点239地点を調べると、日中(6〜18時)の干潮が年間で最も低くなる月は、多い順に5月(144地点)、4月(30地点)、2月(24地点)でした。3月から8月のいずれかになった地点は198地点(83%)です。

地方大潮のころの干満差日中の干潮が最も低くなる月(最も多い月)
北海道 96 cm 5月(15/30地点)
東北 106 cm 5月(13/25地点)
関東 166 cm 5月(26/27地点)
中部 120 cm 5月(20/38地点)
近畿 158 cm 5月(17/23地点)
中国 235 cm 4月(7/22地点)
四国 268 cm 5月(16/24地点)
九州・沖縄 264 cm 5月(33/50地点)

気象庁 2026年 潮位表の推算値で、観測点ごとに日中(6〜18時)の干潮が年間で最も低くなる月を求め、地方ごとに最も多かった月を示しています。

当日の時間の組み立て方

  • 干潮の2時間前に現地に着き、駐車や受付を済ませます。潮が引くにつれて干潟が少しずつ現れます。
  • 干潮の1時間前から干潮時刻が、最も広く干潟が出ている時間帯です。
  • 干潮時刻を過ぎたら、沖側から岸側へ移動しながら掘り、干潮の1時間後を目安に引き上げ始めます。満ち潮では、足元の水位が思った以上に速く上がることがあります。

干潮時刻と、その前後の潮位の下がり方は地点ページの10分毎の潮位で確認できます。同じ大潮でも日によって干潮の潮位は違うので、週間表で干潮の潮位が最も低い日を選ぶと、干潟が広く出る日を選べます。

干潮の潮位の目安

潮位の数値は地点ごとの基準面からの高さなので、「何cm以下なら潮干狩りができる」という全国共通の基準はありません(潮位の「cm」は何の高さ?)。ただし同じ地点の中では、干潮の潮位が低い日ほど干潟は広く現れます。よく行く浜に近い観測点で、実際に出かけた日の干潮の潮位を控えておくと、次に出かける日を選ぶ目安になります。

ルールと安全

  • アサリやハマグリなどの貝には漁業権が設定されている場所が多く、無断で採ると密漁になることがあります。有料の潮干狩り場か、自治体・漁協が採取を認めている場所を利用してください。
  • 採ってよい貝の大きさや量、使える道具が決められている場所があります。
  • 春から初夏は、貝毒の発生により自治体が貝の採取や摂取の自粛を呼びかけることがあります。出かける前に都道府県の貝毒情報を確認してください。
  • 日差しを遮るもののない干潟では、春先でも熱中症や日焼けに注意が必要です。
  • 澪筋(みおすじ)と呼ばれる深い溝がある干潟では、潮が満ちると岸との間に先に水路ができ、戻れなくなることがあります。

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