しおどき SHIODOKI

釣りの潮見表・タイドグラフ

潮が動く時間帯を見て釣行の計画を立てる

釣りでは、満潮・干潮の時刻そのものより「潮がどれだけ動いているか」のほうが釣果に直結するとよく言われます。潮が動くとベイト(小魚)が動き、それを追うフィッシュイーターの活性も上がりやすいためです。

しおどきの各地点ページには、10分刻みの潮位から算出した「潮がよく動く時間帯」を掲載しています。満潮・干潮の時刻だけを見るより、釣行の時間帯を絞り込みやすくなります。潮回り(大潮・中潮など)の意味は大潮・小潮とはで解説しています。

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潮回りごとの考え方

大潮は1日の干満差が最も大きく、潮の流れも速くなります。回遊魚や、流れに乗って動くベイトを追う魚をねらうには好機になりやすい一方、磯や堤防の先端では仕掛けが流されて底が取りにくくなることがあります。中潮は流れの速さがほどよく、釣り方を選ばず計画しやすい潮回りです。

小潮・長潮は潮の動きが小さく、潮止まりの時間も長くなりがちです。ただし流れが緩いぶん、港内や湾奥でじっくり釣る釣り方や、ふだん流れが速すぎる水道・海峡まわりでは、かえって釣りやすくなる場合があります。若潮は潮回りが大きくなり始める日で、翌日以降に向けて潮の動きが増していきます。

「大潮なら必ず釣れる」「小潮は釣れない」といった決まりはありません。潮回りはその日にどれくらい潮が動くかの目安として使い、実際の時間帯は地点ページの「潮がよく動く時間帯」で絞り込むのが確実です。潮位の変化がほとんど止まる時間については潮止まりとはで説明しています。

釣り場のタイプ別に見るポイント

  • 堤防・港内 — 水深の浅い港では、干潮時に足元の水深が大きく減ります。潮位の低い時間帯は堤防の先端や外側、満ちてきたら港内の船道まわりと、潮位によってねらう場所を変える釣り方がよく使われます。
  • — 干潮時にしか渡れない場所や、満潮時に波をかぶる足場があります。釣り座に入る前に、帰る時刻の潮位を10分毎の潮位で確認しておきます。
  • 砂浜(サーフ) — 干潮時は沖のかけあがりや離岸流の筋など、海底の地形が見えやすくなります。満潮前後は魚が岸近くまで寄りやすいとされます。
  • 河口・干潟 — 上げ潮で海水が川をさかのぼり、下げ潮で川の水と一緒に流れ出ます。潮位だけでなく、雨のあとの増水にも注意が必要です。

朝まずめ・夕まずめと潮の重なり

日の出前後と日没前後の「まずめ」は、魚の活性が上がりやすい時間帯として知られています。まずめ時と潮がよく動く時間帯が重なる日は、限られた釣行時間を有効に使いやすい日です。地点ページには日の出・日の入の時刻を載せているので、週間表とあわせて重なる日を探せます。

地域による潮の大きさの違い

干満差の大きさは地域によって大きく違います。日本海側のように干満差が数十cmの海では潮位の変化そのものが小さく、風や海流による流れの影響が相対的に大きくなります。瀬戸内海のように干満差が大きく、島や水道で海が細かく区切られた海域では、場所によって潮流が非常に速くなります。潮流は潮位とは別の現象で、流れの向きが変わる時刻が満潮・干潮と一致しない場所もあります(潮汐と潮流の違い)。

地方平均の干満差大潮のころ小潮のころ満潮1回の日
四国 195 cm268 cm117 cm7%
九州・沖縄 180 cm264 cm94 cm7%
中国 168 cm235 cm94 cm14%
関東 114 cm166 cm66 cm12%
近畿 105 cm158 cm56 cm19%
中部 82 cm120 cm47 cm23%
東北 71 cm106 cm39 cm22%
北海道 63 cm96 cm33 cm30%

気象庁 2026年 潮位表の推算値から、各地方の公式観測点を通年で集計した値です。平均の干満差が大きい順。

安全とルール

堤防や磯ではライフジャケットを必ず着用してください。立入禁止の表示がある防波堤や岸壁には入らないこと、魚種や場所によって漁業権や採捕の制限が設けられていることにも注意が必要です。出かける前と現地で確認したいことは海辺で潮に取り残されないためににまとめています。

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