大潮・小潮とは?潮回りの仕組みと満月・新月との関係
潮の満ち引きは、主に月の引力によって起きています。月に近い側の海水は月に引かれて盛り上がり、その反対側でも遠心力によって海水が盛り上がるため、地球上のほとんどの場所で1日に約2回、満潮と干潮が訪れます。
この満ち引きの大きさ(干満差)は毎日一定ではなく、月と太陽の位置関係によって変わります。太陽の引力は月より小さいものの、月と太陽が一直線に並ぶとき(新月・満月のころ)は2つの引力が重なって干満差が最大になります。これが大潮です。逆に月と太陽が直角に近い位置関係になるとき(上弦・下弦のころ)は引力が打ち消し合って干満差が最小になり、これが小潮です。
5つの潮回りの名前
日本の潮見表では、大潮と小潮の間を次の5段階で呼び分けます。
- 大潮 — 干満差が最大。新月・満月の前後2〜3日ほど続く。
- 中潮 — 大潮と小潮の中間。
- 小潮 — 干満差が最小。上弦・下弦の前後に訪れる。
- 長潮 — 小潮の終わりごろ、満潮・干潮の潮位差がなだらかになり、潮止まりの時間が長く感じられる時期。
- 若潮 — 長潮の翌日。ここから潮回りが「若返って」再び大きくなり始める。
1回の周期はおよそ月の満ち欠け(朔望月、約29.5日)の半分、約2週間です。したがって大潮・小潮はひと月に約2回ずつ巡ってきます。
潮回りは何に使う情報か
釣りでは大潮・中潮は潮の流れが速く魚の活性が上がりやすいとされ、潮干狩りでは干満差が大きい大潮ほど干潟が広く現れるため好まれます。一方で大潮は潮の満ちてくる速さも速いため、潮干狩りでは引き潮のうちに沖へ出すぎない注意も必要です(潮干狩りに向いている潮回り・時間帯の選び方で具体的に説明しています)。
各地点の今日の潮回りは、しおどきの地点ページ上部にバッジで表示しています。月間カレンダーでは1か月分の潮回りを一覧できます。
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