「潮がよく動く時間帯」とは — 釣り・潮干狩りに役立つ独自指標
満潮・干潮の時刻は、潮位が最も高く(低く)なる一瞬を指します。しかし実際に釣りや潮干狩りで重要なのは、その一瞬よりも「潮がどれだけ速く動いているか」です。満潮・干潮の前後は潮位の変化がゆるやかで、その中間あたりで最も速く動くというのが実際の潮の動き方です。
算出方法
しおどきでは、10分刻みの潮位データを1つ前の時刻との差分から潮位の変化速度(cm/時)を計算し、その日の最大変化速度の60%を超える区間を「潮がよく動く時間帯」として抜き出しています。
閾値をその日・その地点ごとの最大値に対する比率にしているのは、干満差が30cmほどの日本海側と400cm近い瀬戸内海のような地域差があるためです。絶対値の閾値では、干満差の小さい地域では該当区間が出てこない一方、干満差の大きい地域ではほぼ一日中該当してしまい、指標として機能しません。相対的な閾値にすることで、地域差によらず「その日その地点なりの、よく動く時間帯」を取り出せます。
使い方
釣りでは、潮の流れが速い時間帯はベイト(小魚)が動きやすく、フィッシュイーターの活性も上がりやすいとされています。潮干狩りでは、この時間帯を避けて潮位の低い凪いだ時間帯を選ぶほうが、貝を掘りやすく安全です。
各地点ページの「潮がよく動く時間帯」セクションに、その日の該当区間を掲載しています。日によっては1つ、多い日は2つ以上の区間が出ることがあります。
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