しおどき SHIODOKI

海辺で潮に取り残されないために — 潮位・風・うねり・離岸流の確認

海辺の事故の中には、潮位の変化を知っていれば防げたものが少なくありません。干潮で歩いて渡れた岩場や砂州が、満ち潮で帰り道ごと海に沈んでしまう「取り残され」はその代表です。ここでは、出かける前と現地で確認したいことをまとめます。

出かける前に確認すること

現地で気をつけること

うねりは晴れていてもやってくる

遠くの台風や低気圧で生まれた波は、うねりとなって数百km以上離れた海岸まで届きます。現地が晴れて風が弱くても、周期の長い大きな波が急に打ち寄せることがあります。夏の終わりに太平洋側の海岸へ届く台風のうねりは、昔から「土用波」と呼ばれて警戒されてきました。ときおり大きな波が混ざる日は、磯や堤防の先端に近づかないでください。

離岸流に流されたら

砂浜では、岸に打ち寄せた海水が沖へ戻るときに、狭い幅で強く沖へ向かう流れ(離岸流)ができることがあります。流されたときに岸へ向かってまっすぐ泳ぐと、流れに逆らって体力を失います。岸と平行に泳いで流れの幅から抜け出し、それから岸へ戻るのが基本です。泳いで抜け出せないときは、無理をせず浮いて助けを求めます。

緊急時の通報

海での事件・事故の緊急通報は、海上保安庁の118番です。取り残された人や流されている人を見つけたときは、自分で助けに行く前に通報してください。

潮見表に載っている潮位は推算値で、現地の安全を保証するものではありません。少しでも危ないと感じたら、予定を切り上げて戻る判断を優先してください。

ほかのガイド記事

ガイド記事の一覧へ